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シェルブールの雨傘

「シェルブールの雨傘」を見ました。主題歌は有名だし、いわゆる名画なので、何となくストーリーは知っていましたが、見たのは初めて。
 とてもよかったです。純粋に愛し合っていたはずの男女が、離ればなれになることで、少しずつ心がすれ違っていく。現実と生活を目の前にしたときの心の揺れをエスプリを効かせつつ丁寧に描いています。せりふがすべて歌、というのは、たとえばののしる言葉の時や、死を間近にした人の熱唱など、不自然なところもありますが、今見ても新鮮な感じです。
 カトリーヌ=ドヌーヴのきらめくような美しさはもちろんですが、部屋の壁紙のカラフルさ華やかさが、いかにもフランス映画です。とはいえ、シェルブールには行ったことがないのでわかりませんが、パリでは、雨がふっても傘を差す人はまれ。ヒロインのお母さんの経営する傘のお店がはやらないのは当たり前な気もします。話の本筋じゃありませんが。
 それにしても、互いに別々の人と結婚したふたりが、つかの間の再会を果たし、さっていくラストには、テーマ曲の美しさとともに、思わず涙してしまいます。いわば、大人の感情の機微があって。そう感じるのも私が年をとったせいかもしれませんが。。。若いときよりも、人生の荒波にもまれた後にこそ、良さがいっそうわかる、という映画なのかもしれませんね。
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こんにちは。イラストレーターの松本絵里です。
主に子供向けのイラストや絵本の仕事をしています。お笑い系の旅行エッセイも書いてます。
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