ゲド戦記
ゲド戦記を見にいってきました。アニメ映画を劇場で見るのは久しぶりでしたが、原作も全巻読んでいて、「これは絶対見なければ!」と思っていたんです。。。
が、はっきり言って、期待はずれ。あれこれ話題を呼んでいただけに、もう少し原作に沿ったものを作ってもらいたかったなあ。元々の原作もテーマが重いので、仕方ない部分もありますが、あれこれ詰め込みすぎて、どれも中途半端。映画だけ見たのでは、人物の背景がつかめず、この人たちの関わりは?と、とまどうのではないかと感じました。しかも「世界の均衡が崩れている」「それを壊しているのはクモ(魔法使いの名)」といいつつ、原作で大きなクライマックスだった、肝心の不死の世界の描写もない。それに、原作者もこの映画評で指摘しているように「世界の均衡は魔法の剣を振るいさえすれば、得られるものではない」はずのものです。クモを女性にしたのも、魔法の力の源を考えれば、不自然。
監督が、原作に熱い思いを抱いていることは十分伝わってきただけに、なおのこと本当に残念です。やはり、オーソドックスでも、第一巻をじっくり描いて、それから連作に、とした方がよかったのでは。1巻には、十分2時間描けるだけのものが詰まっていたはずなのですが。。。
が、はっきり言って、期待はずれ。あれこれ話題を呼んでいただけに、もう少し原作に沿ったものを作ってもらいたかったなあ。元々の原作もテーマが重いので、仕方ない部分もありますが、あれこれ詰め込みすぎて、どれも中途半端。映画だけ見たのでは、人物の背景がつかめず、この人たちの関わりは?と、とまどうのではないかと感じました。しかも「世界の均衡が崩れている」「それを壊しているのはクモ(魔法使いの名)」といいつつ、原作で大きなクライマックスだった、肝心の不死の世界の描写もない。それに、原作者もこの映画評で指摘しているように「世界の均衡は魔法の剣を振るいさえすれば、得られるものではない」はずのものです。クモを女性にしたのも、魔法の力の源を考えれば、不自然。
監督が、原作に熱い思いを抱いていることは十分伝わってきただけに、なおのこと本当に残念です。やはり、オーソドックスでも、第一巻をじっくり描いて、それから連作に、とした方がよかったのでは。1巻には、十分2時間描けるだけのものが詰まっていたはずなのですが。。。
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